第119話 中国攻めと四国攻め
織田信長は天下統一に向けてまた動き出すってどういうことですか?
武田家が滅亡し、東側の敵対する大きな勢力が無くなったので次は西側に動きだします。
詳しく教えてください。
では今回も、史料を順に見ていきましょう。
よろしくお願いします。
某日・・・日付不明なのですね。東国出馬についてということは武田攻めのことでしょうか?
詳しくはわかりませんが、おそらくそうだと思われます。
贈り物をもらうということは、光秀はあまり史料に登場しませんでしたが、活躍していたのですね。
どういうことですか?
秋に予定していた毛利領への出陣が、戦況が変わり早まりそうなので準備しておくように。ということですね。
重ねて一報が入り次第って急な展開ですね。
四国ですか!?たしか長宗我部元親はまだ仲違いしたままですよね?
そうですね。光秀の説得もむなしく相容れないようです。
この後はどうなってしまうのでしょう?
もう四国までまもなくですね・・・。
徳川家康が岡部正綱へ何か内緒のお手紙を送ったことしかわかりませんね・・・。岡部正綱って誰ですか?
榊原康政と作左衛門って誰ですか?
作左衛門は本多重次のことで、二人とも徳川家康の家臣です。
話の内容が気になりますね・・・。
実はこの頃に日付のわからない史料が2つあります。
どんな史料ですか?
1つ目は、この頃、斎藤利三が長宗我部征伐を気遣って明智謀反の戦いを差し急いだ。というもの。
武田家滅亡で頓挫していた謀反の計画はまだ消えては居なかったのですね。
斎藤利三が長宗我部家を気に掛けて、光秀の謀反の計画を再検討させたというのが近いかも知れませんね。
2つ目の史料はどんな史料ですか?
どちらもとっても気になる内容ですが、この二つの史料は何に書かれているのですか?
仲違いも気になりますが、それより織田信長と光秀が密室で相談していたのを、どうしてルイス・フロイスが知っていたのですか?
史料からは詳しいことはわかりません。しかし、織田信長の側に居て、後にルイス・フロイスの元に行くことになっただろう人物が一人居ます。
誰ですか?
弥助です。
弥助?
弥助は宣教師の護衛として渡来した黒人で、ヨーロッパの宣教師の従者もしくは奴隷として織田信長に謁見し、気に入られたことで家臣として召し抱えられたという人物です。
家臣にするって相当気にいったのですね。
正式な武士の身分に取り立て、身近に置くことにした。と史料にあります。
徳川家康接待というのも気になりますが・・・、この後はどうなっていくのですか?
細川藤孝は何の為に安土へ来るのですか?
続きは次回です。
気になります!