第138話 光秀は摂津へ向かいます。

ガラシャ

羽柴秀吉が迫ってきていますね・・・。

憲三郎先生

羽柴秀吉も光秀も摂津に向けて移動していますね。

ガラシャ

各所に援軍要請を送っていた光秀ですが、援軍はきてくれたのですか?

憲三郎先生

なかなか風向きは良くないようです・・・。

ガラシャ

詳しく教えてください。

憲三郎先生

では、今回も史料を順に見ていきましょう。

ガラシャ

よろしくお願いします。

ガラシャ

もう近くまで来ているのですね。

ガラシャ

光秀もちゃんと状況に対応しているみたいですね・・・。

憲三郎先生

兼見卿記正本では摂津を河内と書き換えています。

ガラシャ

摂津と河内はそんなに遠くないですよね?書き換える必要があったのでしょうか?

憲三郎先生

急いで書き換え間違えたのか、河内である必要があったのかこの史料だけではわかりません。

ガラシャ

もっと史料がでてくるとわかりそうですね・・・。援軍のほうはどうなっているのですか?

ガラシャ
憲三郎先生

史料からはわかりませんが、羽柴秀吉から調略があり筒井順慶が応じたということだと思われます。

ガラシャ

貴重な味方だったのに・・・。徳川家康はどうしていたのですか?

ガラシャ

本多信俊って誰ですか?送り込むってどういうことですか?

憲三郎先生

本多信俊は徳川家康の家臣です。史料からはわかりませんが織田方の河尻秀隆を牽制する為だと思われます。

ガラシャ

東国の織田勢を抑えてくれていたのですね。

ガラシャ

出陣というのはどこに出陣するのでしょう?

憲三郎先生

史料からはわかりません。甲斐・光秀討伐・光秀援軍の可能性があります。

ガラシャ

援軍に来てくれたら心強いですね。味方といえば長宗我部元親はどうしていたのですか?

ガラシャ

そういえば石谷頼辰は堺に居たのですね。どんなお返事だったのですか?

ガラシャ

織田軍が撤退して平和そうですね。同じように織田軍が撤退して喜んだのは毛利氏もでしょうか?

ガラシャ

福井十郎兵衛と岡宗左衛門って誰ですか?

憲三郎先生

毛利輝元の家臣です。

ガラシャ

喜んではいますが、光秀の味方になってくれそうには無いですね・・・。

憲三郎先生

この後、光秀は筒井順慶に援軍を求めます。

ガラシャ

え!?でもこの様子では無理なのでは・・・。

憲三郎先生

続きは次回です。

ガラシャ

気になります!

”光秀と羽柴秀吉はまもなく摂津に到着します。”