第91話 小畠左馬進との別れ

荒木村重の伊丹城も丹波の八上城も包囲してどちらも長期戦みたいですが、この後はどうなるのですか?

しばらくは細々したことを処理していきます。

少し一息つけそうですね。

どうでしょうか・・・。

え!?詳しく教えてください。

では今回も史料を順に見ていきましょう。

お願いします。

天正7年1月7日に光秀は、坂本城で宗及を招き茶会をしました。

お正月のお茶会ですね。

こちらもお正月のご挨拶ですかね。

え!?大事件です!

兵糧攻めをしている八上城で戦いがあったのだと思われます。

某って事は誰に宛てたかわからないのですか?

どうやら、上から墨で消してあるようです。

丹波でたくさん頑張ってくれた小畠左馬進が、なんということでしょう・・・。

これを受け光秀は動き出します。

なんですか?

森村左衛門尉って誰ですか?

小畠左馬進の家臣だと思われます。

明智伊勢千代丸ってもしかして小畠左馬進の嫡男ですか?

その通りです。よくわかりましたね。

どうして小畠では無く、明智なのですか?

史料には「忠節比類無き候」とありそれ以上は推測ですが、小畠左馬進がとても忠義を尽くしたので嫡男の伊勢千代丸が明智姓を名乗ることを許可したのだと思われます。

幼少ってありますから、後ろ盾という意味も有ったのかもしれませんね・・・。

誓詞の提出を求めていますからとても深く介入しているようです。

誓詞って何を誓わせたのでしょう?

大まかにいうと、明智伊勢千代丸に家督を継がせること、森村左衛門尉は明智伊勢千代丸が13歳になるまで名代を務めること、の2つだと思われます。

名代とは代わりを務めること・・・それを光秀に誓うというのはとても強い後ろ盾ですね。

そうですね、それだけ小畠左馬進は忠節を尽くしたということなのでしょう。

明智伊勢千代丸には健やかに育って欲しいです。


鍛冶師さんですか・・・宮田村と矢代村ってどの辺りですか?

どちらも兵庫県丹波篠山市です。

どうして鍛冶師を諸役免除にしたのでしょう?

史料にはありませんが、諸役免除になるときは手柄や忠節を賞す時が多いです。

なるほど、何か良い働きをしたのかも知れませんね。

そして、同じ日に光秀は、関内蔵助へ八上城が近々落城する旨を伝えました。

長かったですね・・・。

逐電ってなんですか?

逐電とは、すばやく逃げて行方をくらますことをいいます。

逃げちゃったのですか!?ということは探して欲しいというお願いですか?

一緒に探す人を吉田家からも一人ですね。

早く見つかると良いですね。

代官が出てきました!なにか事態が動いていそうですね。


どうなるのでしょうか・・・。

丹波はなんだか良い雰囲気ですね。

謝するということは、与次が見つかったのですね!

無事に決着がついたようで良かったです。

お気に召さなかったのでしょうか・・・。

どうして月経のことを吉田兼見に尋ねたのですか?

神道では死や血は穢れされています。なので、死や血に関係した場合は参拝や神棚に触れるのは控えましょうと言われています。

良くないことなのですか?

氣が枯れている状態だそうで、神様が苦手とされていることだそうです。

そうなのですね。

この史料には「神事のこと」とあるので、日が重なってしまった場合の対処法などを相談したのかも知れません。

なるほど。


この後はどうなるのですか?

八上城に動きがあります。

ついに!どんな動きですか?

続きは次回です。

気になります!
