第35話 小谷城へいこう

ガラシャ

六角氏の邪魔立てが入りましたが、なんとか収まりましたね。やっと浅井長政のいる小谷城に行けますね。

憲三郎先生

ところが、敵も然る者で浅井軍は長比と刈安の二カ所に砦を構えました。

ガラシャ

長比と刈安ってどこですか?

憲三郎先生

長比城は今の滋賀県米原市柏原と岐阜県不破郡関ヶ原町今須の境目にある城で、今も城跡が残っています。刈安城は別名で正しくは上平寺城といって今の滋賀県米原市弥高にある城で、こちらも城跡が残っています。

ガラシャ

小谷城からずいぶん南に来ているんですね。そして長比城と上平寺城は近いです。

憲三郎先生

そうですね。浅井長政は岐阜城から小谷城の間に砦を築きました。長比城と上平寺城の二つは8㎞くらいの距離にあります。

ガラシャ

この二つの城も攻めるしかないのでしょうか?

憲三郎先生

ここで、織田信長は長比城と上平寺城に布陣していた堀秀村と樋口直房を味方に引き入れるため交渉しました。

ガラシャ

あれ?今までと違う感じです。交渉は成立したんですか?

憲三郎先生
ガラシャ

長比城と上平寺城にいた人々はどうしたんですか?

憲三郎先生

両砦の人々は二人の裏切りに慌てふためいて退散しました。そして織田信長達は6月21日浅井氏本拠の小谷城攻めに出陣します。

ガラシャ

どんな戦い方をしたんですか?

憲三郎先生

とにかく焼きます。

ガラシャ

焼く?

憲三郎先生

そうです。町や村々、谷々の隅々まで焼き払いました。

ガラシャ

この頃の町はすぐに焼かれてしまいますね・・・。

憲三郎先生

そうですね・・・。その後の戦いは攻めては引いて攻めては引いてをくり返し、史料には6月22日は八島、今の滋賀県長浜市に野宿したとあります。

ガラシャ

あれ?ちょっと小谷城からは遠いですね。

憲三郎先生

そうですね。現在の滋賀県長浜市石田町にある横山城に高坂・三田村・野村直隆が立てこもっていたので、織田信長は6月24日に横山城を包囲するため、竜ガ鼻に陣取ります。

ガラシャ

さらに遠くなりました。

憲三郎先生

この時の史料には徳川家康が出陣していたことも書かれています

ガラシャ

おぉ!いつの間に!?最初から居たんですか?

憲三郎先生

残念ながら、どこの段階から出陣していたのかの史料はありません。

ガラシャ

残念です。・・・もしかして光秀は徳川家康と合うのはこの時が初めてですか?

憲三郎先生

初めて会ったと書かれている史料もありません。しかし、織田信長と光秀は行動を共にしていたので、遅くてもこの時には徳川家康と光秀の面識はできていたと思われます。

ガラシャ

想像よりとても早くから出会っていて驚きました。

憲三郎先生

さて、竜ガ鼻に陣を構えた織田軍・幕府軍・徳川軍の背後に朝倉と浅井の軍勢が来ます。

ガラシャ

え!?

憲三郎先生

続きは次回です。

ガラシャ

・・・気になります!!

”六角氏が片付いたので浅井長政のいる小谷城に攻め入りました”