Q.愛宕百韻とは何ですか?

A.お答えします。

光秀が戦勝祈願の際に行った連歌の会のことです。

解説.

天正十年(1582年)に愛宕山威徳院(いとくいん)で行われた連歌の会です。里村招巴(じょうは)・威徳院院主行祐(ぎょうゆう)・光慶(みつよし)・東六郎行澄(とうろくろうゆきずみ)が参加しています。
「時は今 あめが下なる 五月かな」で始まり、「国々はなお 長閑かなる時」で締めくくられています。
「土岐氏は今強い雨にたたかれているような苦境にある五月です。この苦境からお救いいただき、土岐氏が栄えていた昔のように長閑な世にしてください」の意味が込められていると考えられています。

参考文献.

【本能寺の変 431年目の真実】

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