近江の明智一族に残る伝承品の中に、家中法度という光秀が家中のものに向けて作った書物があります。
この家中法度は、天正九年(1581年)12月4日付のもので、五ヵ条からなる掟が書かれています。その中で光秀は、領地の近江坂本と丹波の間を往来する家臣たちが途中で問題を起こさないように定めています。光秀は、織田家中の中で無用の騒動を起こさないように細心の注意を払っていたことがわかります。また、最後には日向守の署名の後に、花押が記されています。光秀が残した自筆の貴重なサインです。

今回はこの家中法度より花押を写し出しアクリルキーホルダーを作成しました。
花押には「をもってを討ちす」の文字が隠されています。
“美濃守護土岐氏の正義は道三の力に踏みにじられたが、信長様の強大な力で仇を討ち、守護職の代を正したい”という光秀の思いが詰まったものではないでしょうか。

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